部会ニュース ------------------------------------- 2009-12-25 Vol.10 No.26
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■ 日本バスケットボール協会審判・規則部 部会ニュース ■
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◆概 要 (2項目)
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01:平成21年度第2回審判・規則部会について
02:海外派遣報告について
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◆添付ファイル (2項目)
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※:第2回審判規則部会資料
【配布先限定:別便にて、審判長、部会メンバー、部会委員】
【 ファイル名:2009referee_43.pdf 246kb 】
01:海外派遣報告(男子U16アジア選手権大会)
宇地原尚彦氏(沖縄県)、平原勇次氏(東京都)
【 ファイル名:2009referee_44.pdf 166kb 】
02:海外派遣報告(東アジア大会)相原伸康氏(愛媛県)、藤垣庸二氏(宮城県)
【 ファイル名:2009referee_45.pdf 38kb 】
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01:平成21年度第2回審判・規則部会について
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平成21年度第2回審判・規則部会については、平成21年12月22日午後7時より東京
五反田の東興ホテル別館2階カトレアにて開催されました。
当日の議事の要旨は以下のとおりです。
1 出席者(21名)
橋 本 信 雄 審判規則部長
関 口 知 之、 湯 浅 暢 宏、 平 育 雄、 須 黒 祥 子、
石 黒 勉、 岩 田 千奈美、 小 林 剛 樹、 貫 井 義 昭、
平 原 勇 次、 小 澤 勤、 森 本 友 明、 野 口 浩 正、
田 中 光 夫、 相 原 伸 康、 山 田 巧、 安 富 朗、
平 野 彰 夫、 小笠原 義 昭、 野 村 考 一、 森 田 良 治
2 欠席者(24名)
吉 田 利 治 部長補佐
宮 武 庸 介、 大 友 剛 靖、 木 葉 一 総、 吉 田 正 治、
星 河 良 一、 中 山 泰 夫、 津 川 侯 悦、 後 藤 弘 志、
大 野 健 男、 阿 部 哲 也、 丹 後 正 昭、 本 間 充、
坂 本 昌 彦、 針 生 淳 男、 東 祐 二、 久 保 裕 紀、
渡 辺 雄 吉、 佐 々 木 潤、 栗 原 俊 之、 佐 藤 英 明、
和 泉 淳 一、 北 里 博 仁、 高 橋 哲 雄
3 議事要旨
(1)報告事項
・日本協会報告
本日は、時節柄大変お忙しいところお集まりいだだきましてありがとうございま
す。まだ、数名お見えになられていない方もいらっしゃいますが、始めさせてい
ただきます。理事会概要等を部会ニュースで配信しているので、特段新しい話題
はございません。
来年は、世界選手権が4大会開催されます。是非、日本の審判員が大会に呼ばれ
るように期待しているところです。
・bjリーグについて
橋本審判規則部長より、パワーポイントを使って現在の状況についての報告があ
った。(概要略)
・ウインターカップについて
明日から大会が始まります。40回記念大会ということで、例年に比べて2チーム
増(インターハイ決勝2チーム)となっています。全試合テレビ中継(J-SPORTS)
を予定しています。
※大会HP:http://wintercup.jabba-net.com/2009/
※テレビ放映:http://www.jsports.co.jp/tv/basketball/wintercup/index.html
・オールジャパンについて
正月元旦から始まります。第1〜3回戦、準々決勝までの割り当てが決定し、各
審判員に電子メールにて連絡、了解通知もほぼ出そろう。
後半戦は、個々に関口副部長から確認連絡をする。その後、総務から改めて連絡
する。
1/9〜11は、国際審判員の研修会となる。全員に割り当てがないことはご了解願
いたい。ギリシャからFIBA講師を招聘、ここにいる方も研修会への参加は自由な
ので奮ってご参加ください。会場は、国立代々木競技場第一体育館で開催。
今回は、オールジャパンに出場したくないとうチームがあったが、なんとか開催
にこぎつけることができた。オールジャパンの在り方については、以前から課題
となっているところがある。クラブチームやプロクラブからみるとオールジャパ
ンの意義、特段大会の運営方法や環境改善についての要望が応えられてきていな
い部分があるようである。ゆくゆくは賞金大会にしてプロクラブの意向に沿った
大会に変えていく必要もあるのでないか。
後半戦は第一体育館がメインとなり、天井から吊るす形のスコアボードをレンタ
ル利用する。
※大会HP:http://alljapan.jabba-net.com/2010/
・外国人審判員招聘について
女子及び男子合わせて6名の外国人審判員を招聘する予定である。(メンバーは
既に部会ニュースにて配信済)女子はセミファイナル・ファイナルに外国人審判
員を招聘するのは最後になるかもしれない。新しい形を検討中。男子は今後も続
けていただきたい意向あり。
(2)審議事項
・平成22年度A級・AA級新規昇格予定者について(湯浅指導委員長)
別紙のとおり、A級17名、AA級6名を日本協会理事会へ推薦することとした。
推薦するにあたり、指導委員会として第一次指名強化合宿である京王杯とサマー
キャンプからリストアップが始まり、インターハイ、国体、関東学生等で研修を
重ねた、メンバーで熟慮を重ねての結果である。
推薦予定者の氏名紹介のあと、部会メンバーの拍手を以って承認された。
日本協会理事会へ審議事項として付議することとなる。
《コメント》
・今の発表のとおり、男性は8名を二次指名に選出し、学生リーグの同カード
同メンバーで研修を行い、かなり厳しい研修内容であり、ゲームも厳しいも
のであった。このような厳しさを乗り越えてきた審判員であり、メンバー全
員で公正に審査させていただきました。(平)
・的確なアドバイスを講師がすることで、受講生も一日目よりも二日目の方が
よい結果となっている審判員が多かった。講習会では、アドバイスをするこ
とが必要で、観てるだけとか何も言わないのでなはくて、何かすることが重
要であると感じた。今後においても、このような場面があれば後輩や上級を
目指す審判員の方に適切なアドバイスをしていきたい。(関口)
・平成22年度事業計画について
新潟国体のブロック長会議で検討していただいた内容です。
事業計画案上から4番目、第一次指名強化合宿における各ブロックからの推薦者
数は、最大24名とします。第ニ次指名強化合宿へは、男性8名、女性4名以内
を推薦することとし、概ね今年度と流れは同様となる。
京王杯については、当初多少の変更を予定していたが、来年度は、大会自体が実
施される運びとなったので、1次指名強化で利用することとした。再来年以降は
未定。
YOCは、再来年改修工事ため埼玉県立スポーツ研修センターが使えないかもし
れない。また来年度で10回目を迎えるので、方法を見直す時期かなとも考えてい
る。参加人員は、50名以内としているが、ご提案があればよろしくお願いしたい。
新規事業として、国際審判員早期受検および研修システムについて、予算要求し
た。AA審査会、5月の語学調査などで上級審判員の語学力調査を実施してきた
が、次に国際審判員になりうる資格や技量。特に語学力を兼ね備えている人は、
非常に少ない。若手のA級とか日本公認で国際審判員になる意欲のあるもので語
学力が堪能な者については、それなりに教育するようなシステムを検討してきた
い。なお、詳細は決めていない。
2010年から、FIBA新規の受検の語学テストはバージョンアップする。科目が増え
ると同時に、ルールテストや個人的なパーソナルインタビューのほかに、ライテ
ングテストやグループセッションなどが行われるかもしれない。最近は、中国、
韓国でも英語を勉強している。英語を使わない国はハンディがある。若いうちか
ら語学を意識した普及活動や国際審判員育成システムを構築する必要性を感じて
いる。
《コメント》
・英語は明らかに上達しているしレベルは高くなってきている。今後も重要な
要素となると思います。(須黒)
・U16では主審がリポートを提出することとなった。試合のコメントを書ける
ぐらいのことが出来るようにする必要がある。(平原)
・U16視察に行きましたが、英語が得意でないので非常に大変でした。(森本)
・いろいろなところで話題にして、若い審判員の奮起を期待したい。(関口)
《事業計画に対する提案》
・新規事業の立ち上げは非常に難しいと思います。語学のほかにも教養などの部
分も必要になってくると感じています。(平野)
YOCにおいては、25歳以下の対象となっているが、今後、参加者に対するフ
ォローアップキャンプみたいなもを企画してみてはどうか。(野村)
(3)各委員会報告
・指導委員会(湯浅副部長)
講師派遣依頼については、前半戦は指導委員会から指導委員並びに審判評価委員
にかかわる方を中心に派遣させていただき、試合の評価を中心に活動した。
9月以降はトップリーグの開始に伴い現役審判員を中心に派遣してきている。講
習会の数も多く、派遣に苦慮していますので、審判依頼を引き続きお願いします
ので、皆様のご協力を引き続きお願いをしたいと思います。
・企画委員会(平原副委員長)
特になし
・評価委員会(欠席)
・広報委員会(貫井委員長)
来年度から開始予定の「会員登録システムの構築」に関する経過と審判規則部と
しての考え方について資料を用いて説明した。
ポイントは、紙ベースの申請書等を利用した各種手続きが、パソコンや携帯電話
を利用したインターネットを介しての方法に変更となること、各都道府県で審判
登録を担当する事務責任者を設置すること、登録料と認定料の納入方法の変更に
ついてです。
来年度は、審判資格の更新登録の時期となっているので、所要の手続きについて
全国の審判長に対して依頼をする。進捗状況としては、12/28頃には審判登録用
紙が審判長の手元に到着することとなるので、その後、都道府県毎に事務手続き
に入ることとなります。更新登録申請書の締め切りは3月中旬を予定しており、
詳細はについては、部会ニュースにて今後連絡します。
★登録料と認定料について、部長より補足
日本協会に税務調査が入ったときに、審判の認定料は課税対象なる旨の指摘
を受けている。従って、非課税の登録料一本にすることとした。
資料の内容については、審判規則部案ですので、今後決めていかないといけ
ない。このとおりとなるかについても含めて、今後日本協会事務局とも調整
することとなる。
・TO委員会(総務メッセージ代読)
12/10割り当て会議を開催、割り当て完了、担当審判員への連絡もほぼ終了。総
員135名で対応する。TO講習会は、広島、山口、沖縄で今後開催を予定する。
FIBA準拠版のスコアシート作成について検討中。
オールジャパンの件(重複します。)スコアボードは吊り下げ式4面、仮設スタ
ンド2面で得点・チームファウルの表示させる。東京体育館はいままでどおり。
・ブロック長会(平委員長)
新潟国体においてブロック長会を開催。全ブロック長参加。来年の第一次A級指
名強化合宿の推薦枠について、ブロック長の話し合いの中で決定していった。
AA級に匹敵する方を推薦するということで、ブロックからの推薦者数によって
は、推薦枠に満たない場合もあるかもしれない。
・規則委員会(平野委員長)
来年度は、世界選手権大会の開催が予定されているが、、特にFIBAルール変更に
関する情報は寄せられていない。今後も情報収集にあたる。
JBLが先取りしてルールを適用したいと提案されることも想定されるので、準
備が必要か。いままでの流れだと、ルール変更があれば6月HPで発表、10月
施行が従来の流れとなる。ルールブック作りは、FIBAからの文書がでてから開始
となる。
・普及委員会(山田委員長)
7月に岡山で開催された全国ママさんに山田、橋本で参加。9月に静岡で開催さ
れたマスターズ大会に吉田、山田で参加した。内容は、審判された方に対する指
導・コメントを中心にを行った。
★部長より補足
バスケットボール競技を行う障害者の競技団体が日本協会傘下となることが
検討されているので、各団体と連絡をとりながら、ネットワーク作りが今後
必要となってくる。ママさんやマスターズは、今後も大会派遣、指導を計画
する。
・国際渉外委員会(野村委員長代行)
12/1佐々木がアルゼンチンへ転勤した。アルゼンチン協会への移籍手続きをして
いる。留守の期間中は、野村が代行を担当する。
・学連(石黒副部長、関口副部長)
来年度から関東男子1〜3部10チーム編成 祝日も使って2回戦制で行う計画
としている。
ゲーム終了後の長谷川コーチの振る舞いについて理事会協議された。理事長から
の厳重注意となる。今後懲罰制度を作る。大会前にコーチと審判とのミーティン
グを行うことを検討する。
日本実連では、インカレの準決勝以上にて3人制を実施した。結果的には良かっ
たと感じた。来年度以降も行いたい。
・高体連(欠席)
ウインターカップの件(重複)
・中体連(森本運営委員)
来年3月にジュニアオールスターを開催、研修会も実施。普及強化のため、決勝
戦は3人制を実施したい。
マレーシアU16参加、日本人選手との外国人選手の体格差あり。今後、ボール
や競技時間など、国内での検討課題があると感じた。
・実業団連盟(貫井運営委員代理)
高松宮記念杯第42回全日本実業団バスケットボール選手権大会を来年2月に長崎
県で開催する。
・クラブ連盟(小澤運営委員)
第2回全日本クラブシニアバスケットボール選手権大会兼第2回全日本クラブスー
パーシニアバスケットボール交歓大会を部会ニュースで既報のとおり、11月に群
馬県で開催した。
全国クラブバスケットボール選手権大会3月に福島県で開催する。
・ミニ連盟(欠席)
・JBL(岩田運営委員代理)
特になし
・WJBL(橋本審判規則部長)
来シーズンの3人制の検討。実施未定。2011年日韓中の3カ国でWチャンンピオ
ンシップ大会開催。第一回大会は日本。
2011年オリンピック予選イヤーとなる。国内でも大会開催が行われるかもしれな
い。
・総務委員会(小林副委員長)
オールジャパンIDカードの件、入場の際に津川総務委員長か小林総務副委員長へ
携帯電話へ連絡してID手渡し。
・OB会(小笠原委員長)
日本協会80周年記念行事。記念誌の計画あり、審判としての記事があるかもしれな
い。
・運営委員会 関口副部長
インカレ、オールジャパンの割り当て行った
トップリーグ後半戦の割り当て作業
オールジャパンの正式なタイトルについて、
旧 第85回天皇杯・第76回皇后杯全日本総合バスケットボール選手権大会
新 天皇陛下御在位20年
第85回天皇杯・第76回皇后杯全日本総合バスケットボール選手権大会
とすることとなった。
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02:海外派遣報告について
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男子U16アジア選手権大会に参加された、宇地原尚彦氏(沖縄県)平原勇次氏(東京
都)及び、東アジア大会に参加された相原伸康氏(愛媛県)、藤垣庸二氏(宮城県)か
らの派遣報告書が届いておりますのでご紹介します。
詳細は添付ファイルをご覧ください。
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